戯言戯言日記 その12 「広がる青空」 その昔、空を覆う龍がいたらしい。 今じゃ世界は星も見えないほど黒く覆われているというのに、おじいさんたちはそんな昔話をよくしている。 それも自分たちの種族が弱いから見逃されているだけで、少し目立つほど大きな身体を持つ者達ならどこからか現...2022.10.20戯言日記
戯言戯言日記 その11 「運命の歯車は回し続ける」 海辺でいつも歯車を回すおじさんがいる。 手に抱えられるくらいの数種類の歯車が組み込まれた箱を抱えて、ハンドルをくるくると回している。 浮世離れした風貌のおじさんをみんなは怪訝そうに眺めるものの、近づくことも声をかけることはなかった。 周...2022.10.19戯言日記
戯言蛇足日記 蛇足ってのは昔、蛇を描いた人が「お上手ですね~」と褒められたところ、「わたしは蛇の足も描けるぞ」っとちょいちょいっと描いたところ「せっかくの絵にいらないものを描くなんて」、って話があったりなかったりで要するに無駄なものって意味です。 普...2022.10.18戯言日記蛇足
戯言オープンワールドって オープンワールド(Openworld)とは、ゲーム内の仮想世界において、移動的制限の無い、 プレイヤーが自由に探索し、目的に到達できるように設計されたレベルデザインを指すコンピュータゲーム用語である。(wiki参照) ですって!(小並感)...2022.10.17戯言日記
戯言お祭りサイコー! 自分はお祭りとかイベントの類が好きです。 どれくらい好きかと言うと運営側にまわるくらい好きですね! これは自慢ですが、高校の時は文化祭運営の学生代表的な立ち位置で新しい企画を考えたりしてました。自分が真っ先に動くと人を使う、ということを...2022.10.16戯言日記
日記久々にお酒飲んだ! えー、皆さんはほぼ毎日更新しているブログ、アオノクロのモノクロ日記をご存じでしょうか? 日がな、つまらない持論やショートショートを綴っているのですが、たまには予定の都合で更新が止まることがあるのですが昨日はその稀有な日でした。 なんせ飲...2022.10.15日記
戯言戯言日記 その10 「悪魔と交わした三つの願い」 日々自堕落な生活を送っていた者がいた。 働きもせず、親類に金をせびり、罵倒と悪意しか吐かぬ口で飯を喰らう。 もちろん慕われるわけもなく、陰では散々な言われようだった。「あ~、早くあの世へ行ってくれねぇかな」 そう願われるほどに、嫌われて...2022.10.13戯言日記
戯言戯言日記 その9 音を楽しむと書いて音楽。 人の歴史をさかのぼれば音楽の歴史でもあり、人の発展は音楽の発展でもある。 とんとん拍子を打てば ステップ踏みだし ぱんぱん手拍子なれば 身体が揺れる らららと声出せば 皆が踊り ココロ沸き立つ それが音楽 先人...2022.10.11戯言日記
戯言戯言日記 その8 私は嫉妬深い。それは自他共に認めるほどに嫉妬深い。 好きな人の友達、知り合いだけでなく家族にも嫉妬する。 そんな私のことを相手は受け入れて、「いいよいいよ、それだけ思ってるってことでしょ?」 笑ってくれる。 そんな素敵な彼が好きだ。 そ...2022.10.10戯言日記
戯言戯言日記 その7 寝ることができない病というものがある。 人によっては羨ましいとも、辛そうとも言えるだろう。 とはいえ人間は寝ることを求める生物。 寝なければ身体は持たず、不調になるだろう。 だというのに、寝れないのではなく寝なくてもいい男がいた。「いい...2022.10.09戯言日記